看護師さんの悩み相談所:新人看護師・看護学生のための、今さら誰にも聞けない看護Q&A

今さら聞けないけど、でも本当はよく理解できでない・・・

でもとっても大切な事、お答えします!!

Q:チアノーゼはなぜ起きるの?

A:全身や局所が温かくてもチアノーゼがある場合は、中心性(酸素不足)

  の原因によることが多く、短絡型疾患以外は100%酸素の投与で

  改善する。

  末梢部や突出先端部にチアノーゼが目立ち、末梢が冷たい時は

  末梢性で、寒冷やショック、うっ血性心不全などによる局所の

  血管収縮と血流減少のために起こる。

※チアノーゼとは、皮膚毛細血管の還元ヘモグロビン(酸素と結合していない

ヘモグロビン)が絶対量で5g/100ml(正常の2倍)以上、

酸素飽和度が70%以上で出現し、皮膚や粘膜などの表面を流れる

毛細血管の色が、生理的、または病理的な原因により

青紫色になることをいう。

●換気不足によるチアノーゼ

1)肺の低換気

  呼吸が浅く速い場合に起こり、肺の拡張制限がある場合に見られる。

  1回換気が減少し、表面的な呼吸になっているので呼吸数は増加しても

  肺胞換気量は減少しているため、血液中の酸素の補給が不足し、

  動脈血酸素分圧(PaO2)は減少する。

2)肺の拡張障害

  肺胞膜の変化や肺毛細血管床の血液不足のために、肺の拡張面積が減少する。

  びまん性間質性肺炎や粟流結核、サルコイドーシスなどの見られる。

3)右左短絡型

  心室中隔欠損、肺血管腫などに見られ、動脈血酸素分圧や酸素飽和度が低下する。

4)換気血流分布不均等

  びまん性間質性肺炎などに見られ、低酸素血症が顕著で咳や呼吸困難を生じる。

  ※低酸素血症

  血液中の酸素量は正常だが、動脈血酸素分圧が下がる状態

5)低酸素分圧下の吸入

  高地や低圧室などの低酸素環境により起こる。

新人看護師・看護学生のための、今さら誰にも聞けない看護Q&A 索引

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