看護師さんの悩み相談所:新人看護師・看護学生のための、今さら誰にも聞けない看護Q&A

今さら聞けないけど、でも本当はよく理解できでない・・・

でもとっても大切な事、お答えします!!

Q:昼夜逆転はなぜいけないの?

A:昼間に睡眠をとると眠気を起こすピークがずれ、夜間眠れなくなります。

昼夜逆転は人の体内時計を狂わせ、様々な影響を与えます。

1)人の体内時計は一日25時間周期で繰り返してるが、朝起きて

  「明るさを感じる・朝食をとる・社会生活に参加する」などの活動により

  24時間に調整をしている。

2)昼間の睡眠(午睡)は、30分~1時間程度なら睡眠物質に影響はあまりない。

  しかし、1時間以上も睡眠をとると増加した睡眠物質が減少して、

  覚醒した時点から睡眠物質が増え始めるので、眠気を起こすピークがずれてしまう。

  ピークがずれば、いつもの入眠時間に眠気が起こらない、なかなか寝付けない、

  朝起きられないという状況が生じる。

3)これらは、昼間の生活活動に支障をきたすことになるし、体内時計の働きと逆行することになる。

  血圧・脈拍・呼吸・体温などは活動に備えた状態だが、眠くて頭がさえない

  ということが起きる。そのため、集中力は低下し、体がだるく、いらいらしたり、ミスや事故を

  起こしやすくなる。

4)健康な人は眠ることによって、体の疲労を回復させ病気の予防を行い、

  病気の人は病気を回復させる働きを果たしている。

★夜間の体の日周リズム

1:副交感神経が優位となる

2:血圧の変動は少なく、安定

3:成長ホルモンの分泌が増加

  プロラクチン、黄体ホルモンも夜間の分泌が多い

4:副腎皮質刺激ホルモン(ATCH)や副腎から分泌されるコルチゾール

 (血圧の維持や生体活動に不可欠な重要な働きがある)の濃度は夜間に低く、

  早朝に高くなる。

  昼夜逆転では日周リズムがずれて、脱力感や時差ボケを起こす原因となる。

5:胃酸の分泌量が多くなる

6:生体を防御する好中球・マクロファージ・リンパ球は睡眠中は低活動。

新人看護師・看護学生のための、今さら誰にも聞けない看護Q&A 索引

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