看護師さんの悩み相談所:新人看護師・看護学生のための、今さら誰にも聞けない看護Q&A

今さら聞けないけど、でも本当はよく理解できでない・・・

でもとっても大切な事、お答えします!!

Q:発熱すると体にどんな影響があるの?

A:発熱によって代謝が亢進し、全身症状・循環器への影響・呼吸数の増加・食欲不振などを起こす。

1.代謝の亢進

●体温が1℃上昇すると13%の代謝が増加することによって熱感・発汗・倦怠感といった症状が起こる。
●代謝の亢進により、栄養や酸素を素早く運搬しようとして準看が促進。

①心拍数、脈拍数の増加(1℃の上昇で8回/分増加)
②心悸亢進
③血流速度の増加
④血圧の低下:熱が上昇した場合、解熱を図ろうとして熱を放散させるために、
 皮膚の血管を拡張させることにより起こる。

2.呼吸数の増加

●体熱産生のたみに酸素をたくさん消費するので、そのために酸素を取り入れようと換気回数を
 増加させる。

3.消化機能の低下

●食欲不振
●悪心・嘔吐
●下痢
●舌苔:発熱による水分の喪失に伴う唾液の減少により口くう内が清浄されないために舌苔が
 付着し、 味覚を鈍くする(胃酸の分泌を低下させる)と共に、アミラーゼの減少により
 炭水化物の消化に 影響を及ぼす。
●便秘:水分の喪失に伴い腸からの水分吸収が亢進し便が硬くなる。また運動不足により腸の
 蠕動運動や 食欲が低下することにより便の材料が不足して起こる。

4.脱水

●発汗や不感蒸泄により体内水分量が減少して口渇・皮膚粘膜の感想・尿量の減少などの症状が
 出る。

5.中枢神経機能障害

●頭重感
●頭痛
●めまい
●悪心・嘔吐
●精神作業能力の低下(高熱が続くと熱性せん妄が起こる)。

6.その他

●白血球数の増加
●蛋白質尿:熱による腎臓への影響が考えられるが、未解明。
 エネルギーの素を喪失していることは間違いない。
●身体症状に伴い発熱の原因に対する不安や症状によるつらさなどから精神的な影響を受ける。

新人看護師・看護学生のための、今さら誰にも聞けない看護Q&A 索引

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